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ジャーナル

「せともの」のふるさと。瀬戸蔵ミュージアムで瀬戸焼について学ぶ

東日本では陶磁器のことを『瀬戸物』と言いますが、これは愛知県瀬戸市発祥の瀬戸焼が広まったことから焼きもの(陶磁器)の総称として使われるようになりました。その瀬戸焼の歴史を学べる瀬戸蔵ミュージアムにいってきました。

瀬戸蔵ミュージアムとは

瀬戸蔵ミュージアムは、瀬戸蔵(せとぐら)という複合施設の中にある瀬戸焼の歴史が学べる博物館です。
2階と3階に展示フロアがあり、滞在時間はゆっくり見て回って1~2時間ほどでした。

土や道具、作り方などの展示物と説明も多くあるので陶芸や歴史好きの方にはしっかりと学んで楽しめるスポットです!

一階には豊富な種類の陶磁器が販売されているショップもあります。

 

昭和30、40年代の瀬戸の街並みを再現した展示フロア

2階にあるミュージアム入り口から入場するとまずは旧尾張瀬戸駅と当時の車両がお出迎え。

昔はこの周辺でつくられた焼き物(陶磁器)を輸送するのにも使われていたらしく、瀬戸を象徴する建物のひとつだったようです。

こうしたジオラマってタイムスリップというか別世界に来たような気持ちになれるのでとても楽しいです…!

 

 

その他「モロ」と呼ばれる作業場を再現したエリアや、石炭窯や煙突を再現したエリア、焼きものを作るための生産道具を展示しているエリアなどがあります。

 

 

しっかりと作り込まれたジオラマや、展示物に充実した説明があったりと、小さい子どもから焼きもの好きな大人まで多くの人が楽しめるよう考えられた展示になっていると感じます。

 

 

陶芸作品が生み出される過程でどういった道具が使われてきたのかを知ることができます。

 

瀬戸の歴史、瀬戸焼の歩みを展示

3階は瀬戸の焼きものの歴史に関する展示が並んでいました。なんと3万年前の旧石器時代の遺跡の紹介から始まります(なんでもこの瀬戸蔵の地下には遺跡があったんだそう。)

 

 

そして古墳時代から順に江戸時代、そして明治から現代までの瀬戸で作られた陶磁器を多く見ることができます。

長い年月の中で移り変わっていく各時代の陶磁器の特徴を一目で見ることができるのはなかなか貴重な体験。とても多くの出土品が展示されていました。

たくさんの歴史や情報にふれることができるの瀬戸蔵ミュージアム。焼きものに関心のある方はぜひ瀬戸蔵ミュージアムに訪れて、再現された当時の雰囲気を一度は体験されることをオススメします!

 

 

瀬戸蔵ミュージアムの施設情報

【住所】
〒489-0813 愛知県瀬戸市蔵所町1番地の1

【電話番号】
0561-97-1555

【開館時間】
午前9時~午後5時(ただし、入館は午後4時30分まで)
※最新情報は公式HPでご確認ください

【駐車場】
あり(最初の1時間無料)

【webサイト】
https://www.setogura.jp

【地図】

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